海水魚とサンゴの飼育アルバム - 特集:浄水器

Love Sea Fish and Invertebrate - Reverse Osmosis System

2005年12月10日 浄水器設置

海水魚水槽立ち上げから274日、初めての冬を迎えた。これまでは近くのスーパーの純水で凌いできたが、冬の海水の蒸発量の多さは凄まじい。スーパーの純水用に3.8リットルのボトルを2本持っているが、週に2回(16L弱)では蒸発量に追いつけない。サンプの水位が下がるのでひ弱なプロテインスキマー(プリズム)は吸水できず止まってしまう。やむなく、いや遅すぎるという声もあるが、浄水器を購入した。浄水器の取り扱いは難しいものではないが、このところ水槽の目覚しい進歩もないので記録しておこう。

海水用の浄水器はあまり選択の余地はないようでマーフィードの「エキスパートマリン」と「RGダッシュ」以外は考えられない。エキスパートマリンは水道水に含まれる不純物を98%取り除き純水を作る。今までスーパーの純水を使ってきたのだから、これだけでも十分という気はする。RGダッシュはさらに残った硝酸、珪酸などを取り除き超純水を作るらしい。最近「超」って言葉には重みがなく嘘っぽい気がしないではないが、まさかそんな流行言葉ではないだろうから、とにかくすごい純水ができるのだろう。コケの抑制に効果があるということだし、RGダッシュと一体化したほうがカッコいいのだ。そういうことで必要かどうかは別にして2つセットで揃えたい。

まずはクレジットカード手数料無しのA店へ。エキスパートマリンを最安値、カード払いで購入。残念ながらRGダッシュは品切れ。次にB店。こちらは埼玉最大の品揃えで安いのだがカード手数料がかかる。RGダッシュを現金購入。こうして難なく予定通り器材を揃えた。

エキスパートマリンを開封。右側には水圧ゲージなんて付いて、家庭用浄水器とは違うぞって感じで好感が持てる。

でも、これだけだとごろんって感じで安定感がないでしょ。後でお見せするRGダッシュと一体化すると存在感が増すのだ。浄水器に存在感が必要かどうかは別にして。

同梱のハードチューブは初めて触るので扱いに戸惑う。ホースみたいに優しく扱っても言うことを聞いてくれない。名前の通りハードなのね。

ハードチューブの先端についている丸いのがマルチコックというもので水道の蛇口に取り付ける。家庭用浄水器と同様、浄水と原水を切り替えるレバーが付いている。

マルチコックを取り付けるためのアダプターが付いているので、蛇口の太さと内ねじか外ねじかに合わせて選択する。

浄水器の取り付け過程で唯一悩んだのが、このマルチコックの取り付け。説明書を読んでもよくわからない。要するに蛇口にネジでマルチコックを取り付ければいいわけで、考えるよりもやってみればわかる。

蛇口についてるキャップを外して、そのネジに合うアダプターをはさんでマルチコックを取り付ければよろしい。

マルチコックの接続ができたら、初期通水ってのをやる。エキスパートマリン本体の短いほうの筒(セディ&カーボン)がカーボンフィルタになっており活性炭を洗うんだって。マルチコックから繋がるハードチューブをセディ&カーボンの吸水口に差し込み、セディ&カーボンだけ持って水を流してみる。なんと、たしかに真っ黒い排水がどーっとでてきた。説明書には20L流すとあるが、20Lと言われてもわからないので、水が透明になったところで適当に水を止めた。






エキスパートマリンの説明書によるとメンブレンも初期通水をしなければいけないというのだけど、その前にRGダッシュを接続することにする。セットにしたときの手順は説明がないので本当のところはわからない。

RGダッシュにはメンブレンを固定するクリップが付いており、ここにしっかりと固定できる。ほら、こうして一体化するといい感じでしょ。

エキスパートマリンとRGダッシュを接続する。エキスパートマリンの純水口とRGダッシュのIN(右側)をハードチューブで接続。ハードチューブの接続ってぐっと差し込むだけなのでとても簡単。

純水の左上にあるのが排水口。ここには排水調節チップ(下の画像)というものをハードチューブに差し込んで取り付ける。黄色と茶色がある。基本的に黄色を使い、茶色だと生産量が増えるという説明。迷わず茶色を使うことにする。茶色のほうが長いから排水量が少ないんだろうね。排水が多いと水がもったいないからね。自然を大切に。

すべて接続するとこうなる。

さて、一旦中断したエキスパートマリンのほうの取説に戻ると、メンブレンの初期通水に2時間かかるというので、接続が正しいことをもう一度確認して水が流してみる。なにも出てきません。ハードチューブがウネウネしているので水は流れている。フィルターのなかを水が通るのに時間がかかるらしい。1分ほど待っているとRGダッシュのアウトから黄色い水がでてきた。黒の次は黄色かと驚いたが、RGダッシュの説明にはたしかに3〜5Lほど色つきの水がでるとある。おしっこのような色なので家族に誤解されないようにすばやく水で洗い流す。

純水作りは時間がかかるということはアクアリストのサイトを読んで知っていたが、ほんとにその通りだった。排水も純水もトロトロとしかでてこない。適正水圧は40〜100psiで、水圧ゲージをみると40psiをちょっと超えたところで水圧も低いんだろう。

そんなことで2時間も初期通水してられないから、1時間弱適当なところで打ち切った。いつもこの適当さで失敗するんだけどね。

いろいろと接続が複雑なので、一応水の流れを図示するとこんなふうになる。

@: 蛇口(マルチコック)→セディ&カーボンへ
A: セディ&カーボン→メンブレンハウジング
B: メンブレンハウジング→RGダッシュ IN
C: メンブレンハウジング→排水
D: RGダッシュ OUT→超純水!

これで我が家もやっと純水を自家生産できるようになった。これで寒くて出かけたくない週末も、年末年始でお店がお休みになっても、とりあえず水の心配はしなくてよくなった。しかも、これまでのスーパー純水ではなく、超純水なのだ。コケがなくなり、きっときれいな水槽に生まれ変わるに違いない。今後の超純水効果に期待しよう。

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